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外壁の耐久性を求めるならタイルを選ぶべき!そのメリットを解説

2019年07月07日
きれいな家

一戸建て住宅を建築するときには、色々な部分を熟慮のうえ、決断することが求められます。外壁もそんな重要検討事項のひとつです。外壁には色々な素材や色合いに形など、気になるポイントに着目するだけでも千差万別です。

素材選びひとつでマイホームの外観の印象ががらりとかわるだけでなく、建物の耐久性にも影響します。外壁には紫外線や風雨などの自然現象からの影響から躯体を保護する機能をになっているからです。最近では一戸建て住宅を建築する場合に、採用されることが多いのが、サイディング材を利用する方法と、タイルを使用する方法の二種類の施工法になります。サイディング材とは金属やセラミック・セメントなどを主原料に使用した壁材のことです。耐火性や防音性能などに優れ、初期費用も安く抑えることが出来るので、高い人気を集めています。しかしサイディング材を利用すると、10年に一回を目安にして大規模な修繕が必要です。経年劣化が不可避なので、メンテナンス性を想定すると、サイディング材を利用した場合はコストが嵩みます。

そこでおすすめなのが、タイルを外壁材に使用するという方法です。壁材に使用されるタイルは1,300度ほどの高温で焼き固めた素材で、外壁タイルを使用したときのメリットのひとつは、見た目の高級感です。高温で焼成したタイルにはいくつもの種類がありますが、サイディング材に比較して高級感では明らかな違いが見られます。重厚でラグジュアリーな印象が好まれて、注文住宅では特に高い人気を得ているようです。

またサイディング材に比較すると、タイル材には耐久性の点で圧倒的に優れています。一度壁面に設置してしまうと、経年劣化することはほとんどないので、サイディング材のように定期的な大規模メンテンスの手間は不要です。高温で焼成されたタイルは、非常に堅牢でキズや亀裂などがつきづらく、半永久的に利用することができることから、メンテナンス性では大きなメリットを持っていると評価出来ます。ただし外壁タイルを使用する場合には、他のサイディング材などに比較して初期費用が高いというデメリットを抱えています。また施工した職人の技術が低いと浮きやはがれなどの可能性もあります。

初期費用の高さと、経年劣化がほとんどないため半永久的に利用できる優れたメインテナンス性とのいずれを重視するかは予算に左右されるのは確かです。ただ特に注文住宅ではこだわりをいかすには、外壁タイルが魅力的といえます。