• ホーム
  • 失敗しない新築のインテリア選び方

失敗しない新築のインテリア選び方

2019年09月21日

一戸建て住宅を新築するときには、新居のために家具などを初めとしたインテリアを購入することも良くあります。ところが新居にぴったりと判断して購入したにもかかわらず、実際に配置してみると微妙な印象を抱くことも少なくないでしょう。気に入らないからと簡単に変更する事は出来ないので、家具選びで失敗したくはないのです。そこで新築の家具選びのポイントについて、検討してみましょう。

家具自体も高価なもので、廃棄するにもお金がかかります。となると長く使えるものが基本でしょう。素材が安っぽいものではチープな印象になってしまうこともあります。ある程度のコストがかかっても、クオリティが高く耐久性に優れた長く使えるものを選ぶのがおすすめの目利きのスタイルです。

ところで北欧家具に代表されるように、数十年以上ときにはそれ以上の長期間にわたって基本的なデザイン変更を加えられないまま現在でも生産され続けているインテリアもあります。ファッションや意匠では流行の波があるのに、世代や時代を超えて長くあいされるのはシンプルで飽きが来ないからです。家具選びで丈夫さや堅牢性が重要なのは言うまでもありません。他方でデザイン面でもシンプルで飽きが来ない印象を持つインテリアで内装をまとめれば、個性的でありながら調和もとれた雰囲気を醸成することができるでしょう。

当然のことながら家具にも、流行の起伏があります。新築当時は各種の設備も最新式のものを採用しているので、流行に後れまいとベストセラーのインテリアに注目が向きがちです。ただし家具選びで重要な原則のひとつに、ベストセラーよりはロングセラーを選ぶべき、という考え方があります。例えば個性的な内装を追い求めて、あえてエッジのきいたデザインの家具を配置すると、全体の調和がとれないため、家具が浮いて見えることもあるでしょう。全体の調和を得ることが出来なければ、家具が浮いて見えることで、個性的どころか落ち着かない雰囲気に仕上がるリスクがあります。

ベストセラーの家具は一時的にトレンドに乗っているように見えても、緒戦はロングセラーの焼き直しに過ぎない側面があるのも事実です。家具はクロスや床面などと並んで、内装を構成する重要な要素です。一度設置してしまえば、数十年以上の長期間にわたり利用することを想定すれば、流行に左右されない、時代や世代を問わず誰にとっても落ち着ける空間であることが重要だといえます。シンプルで飽きが来ない家具で、内装を決めるのがオススメのスタイルです。